米軍の払い下げのテント布地使用。牛革中底に鉄芯を組み込み、板を張り付け、ボルトで固定した安全靴の元祖が誕生。
創業者の故郷、山形県西村山郡河北町は昔から草履の生産量が日本一多い土地であった。そして浅草花川戸で草履販売業を営んだ。
・安全性能:無し
・主材料:藁
当時一般的な作業履きとして地下足袋や板裏草履が主流であった。草履では金属の切り粉を踏みつけ、足裏を負傷するため、切れ目を入れた板を張り付けた。
・安全性能:耐踏抜き防止/耐熱性
・主材料:藁, 桧
爪先をぶつけたり、物を落としたり、足先部の負傷が増加し、その防止に鉄板をハンマーで叩いて、
カマボコ状にしたものをネジ止めした物が考えられ、鉄鋼・造船各社で使用された。
・安全性能:耐踏抜き防止/耐熱性/耐衝撃性
・主材料:藁, 桧, 軟鉄
米軍の払い下げのテント布地使用。牛革中底に鉄芯を組み込み、板を張り付けボルトで固定した安全靴の元祖が誕生。
・安全性能:耐踏抜き防止/耐熱性/耐衝撃性
・主材料:帆布, 桧, 軟鉄, 牛革
アメリカ製安全靴を参考に、革製品の統制の中、牛革の代用として豚革を使用し、
ジープのタイヤを10mm程にすき、七分製法(釘打)で造られた。
・安全性能:耐圧迫性能 約40kgf
・主材料:先芯…軟鋼
上質な高級牛革カーフを使用し、浅草の靴職人によって丁寧に造られた国産初の牛革製安全靴。 当時の価格は大卒初任給の10%程度。現在同じ仕様で製作すると5万円以上必要。
安全靴の基本デザインとなる外羽根式の安全靴。上質な牛革アッパーと合成ゴム底による、
現行の安全靴につながる安全靴の基本型の完成。
・主材料:後のJISの基準となる鋼製先芯(SK7)を使用。耐油性ゴムの導入
従来の製法では剥離強度に難点があったため、直接加硫圧着方式(VP)の研究を始め、
その試作第一号の製品が出来た。
安全靴の日本工業規格が最初に制定されたのが昭和32年9月18日(S 5028)です。
“水に浮くような” 軽量な安全靴を造るため、ポアリング式ポリウレタン成型機を導入し、生産を開始する。
・軽量化
・発泡ポリウレタン単層
スニーカータイプ安全靴を緑十字展大阪大会にて発表。
日本で最初のスニーカータイプ安全靴を考案し発表する。
当初より既成概念を覆した画期的な安全靴として市場の拡大に大きく貢献したとの評価を得た。
・デザイン革命 ・軽量化 ・踵衝撃緩和
・耐久性向上 ・発泡ポリウレタン2層
阪神・淡路大震災が発生し、人命救助のためのレスキュー性能を備えた仕様にグレードを上げた。 数々の性能を確認するため、実験を繰り返し最高性能を備えたアテネオインパクト100シリーズを発表。
アクアグリップソールのPUラバー底(発泡ポリウレタンと合成ゴムの2層構造底)インパクト70シリーズを発売。
・軽量化と耐久性の融合 ・耐滑性能 ・PUラバー底
世界初の技術である異なるゴムの2層構造成型技術DRFテクノロジーを3年の研究・開発の末ついに完成。
最高性能を備えた安全靴としてアテネオインパクト100シリーズを発売。
DRFテクノロジ-の技術が平成10年度(第3回)「ゆとり都山形イノベーション大賞」を受賞。山形県知事より表彰を受ける。
・耐踏抜き防止 ・耐熱性 ・軽量化
・踵衝撃緩和 ・耐久性向上
・ソリッドゴムと発泡ゴムの2層構造底
山形県と山形大学工学部との産学官連携で共同開発した、米ぬか原料のRB セラミックス入りソールによる、滑りにくい安全靴を発売。
・耐滑性能向上
食中毒対策用として開発していた靴が、山形エクセレントデザインセレクション2003において「エクセレントデザイン賞」を受賞。
・制菌靴
全は仕事だけでなく、生活の場でも必要だ!との信念により、これまでの靴の常識と異なった思想で設計された、 足に優しい靴を開発しました。 これは、糖尿病あるいはその予備軍とされ足を締め付けないゆったりとした靴が必要な方々の安全のために開発されました。
必要な方に必要な機能とデザインを。青木安全靴が作る次世代装具用シューズ「ALKOOK(アルクック)」発売。